武威
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武威市

  武威は「涼州」とも呼ばれる。甘粛省の河西回廊の東側に位置し、昔はシルクロードの要衝であった。総面積は約3.3万平方キロメートル、総人口は181.5万。涼州区、民勤県、古浪県、天祝蔵族自治県の4つの部分を管轄している。

  紀元前121年、漢の武帝の命令で、驃騎将軍霍去病は匈奴を討つため河西へ遠征した。その偉大な武功を顕すために武威と名前をつけたのである。武威市は全国歴史文化名城で、対外開放都市でもある。また、「中国観光代表的都市」、「中国ワインの故郷」、「チベットの母国返還の歴史の目撃者」、「白ヤクの世界唯一の産地」でもある。  

  武威市は黄土高原、青蔵高原、蒙新高原の三大高原が交錯するところにある。地形は北側より南側が高く、南西部から北東部に傾斜し、それぞれ南の祁連山脈、中の回廊平原、北の砂漠の3部分に分けられる。海抜は1020-4814メートルである。武威は典型的な大陸型気候で、年間平均気温は7.8度、降雨量は60-610ミリメートル、蒸発量は1400-3010ミリメートル、日照時間は2200-3030時間、霜の降りない期間は85-165日間、太陽放射量は1平方センチメートルに127-138キロカロリーである。

  武威市には国家級自然保護区が2カ所、国家AAAA級景勝区が4カ所、省級自然保護区が3カ所ある。「馬踏飛燕」あるいは「馬超龍雀」と呼ばれる「銅奔馬」は、1969年甘粛省武威市の雷台漢墓から出土された。「銅奔馬」は後漢時代に張掖を守護した軍事長官張将軍とその妻の合葬墓から出土され、現在甘粛省博物館に保存されている。高さは34.5センチメートル、長さは45センチメートル、広さは13センチメートルである。1985年に銅奔馬は「馬超龍雀」の名で国家旅行局によって中国観光のシンボルに認定された。  

  武威は悠久な歴史があり、優れた人物が輩出し、かつては五涼の古都、西夏の副首都であった。域内は自然景観と人文景観が照り映え、数多くの文物遺跡を有している。人文自然景観には中国観光のシンボルである「銅奔馬」、唯一無二の珍品である西夏碑、北涼時代に初めて作られ、石窟の祖と称される天梯山石窟、明の正統四年に造られ、「隴右の冠」と称される武威文廟、元の闊端太子とチベットの薩班リーダーが会見した百塔寺旧跡、古風で壮観なシルクロードの名刹海蔵寺、仏教の聖地である鳩摩羅什寺塔、千年以上も経った皇娘娘台遺跡、斉家文化遺跡、井子文化財遺跡と古長城遺跡等がある。全国重点文物保護単位が6カ所、省市級文物保護単位は約540カ所余りある。

  武威文廟(博物館)(AAAA)

  聖廟あるいは孔子廟とも呼ばれる武威文廟は、武威市の南東部にある皇室宮殿を模した壮大な建築群である。文廟は1939年に建てられ、後に増築が繰り返され、そのたびに規模が大きくなった。「隴右学宫之冠」として知られている文廟は南に向き、総敷地面積は1500平方メートル、歴代の文人墨客がここで修学した所であり、孔子が祭られている所である。 

  文廟は三つの建築群からなっている。東は「万世文宗」の文昌帝君を祭る文昌宮を中心とし、南側は山門で、北側は崇聖寺である。「万世師表」の孔子を祭る孔子廟は敷地の真ん中にあり、大成殿を中心に、南側が戟門、欞星門、状元橋及び泮池で、北側が尊経閣、西側が涼州儒学院というレイアウトとなっている。廟内には松と柏が聳え、閑静な雰囲気が漂い、扁額のある美しい建物が林立している。文廟の建築物は荘厳で、バランスよく構成されている。

  武威文庙内には博物館が設けられている。館内には4.4万点あまりの文物が保存され、甘粛省で二番目に大きい歴史博物館となっている。中には医薬簡、礼儀簡、木簡及び墓誌をはじめとする漢や唐の文物、木縁塔、木版画、金碗をはじめとする西夏の文物、涼造新泉、西夏の銀幣などの貨幣文物、磁器、扁額、水陸画をはじめとする明清代の文物などがあり、それぞれ世界的な珍品で、高く評価されている。

  武威雷台景勝区(AAAA)

  雷台漢墓は全国重点文物保護単位に属し、武威市北関中路の雷台公園にある。1969に地元の農民によって古いエンジュの下から偶然に発見された後漢末期の大型のレンガ造りの古墳であり、今まで河西回廊地域で発見された最も大規模な古墳である。中からは珍品の中国観光のシンボルの銅奔馬が出土された。

  出土された馬俑の胸にある銘文によれば、雷台漢墓は「守張掖長張君」の墓で、約186年から219年の間のものと考えられている。墓へ至る通路の長さは19.34メートル、墓室は前、中、後と三つの部分に分かれ、またそれぞれ左右には小部屋が設けられている。盗掘されたにもかかわらず、残された文物はなお数が多い。墓から金、銀、銅、鉄、玉、骨、石、陶器などの文物231点、古銭3万枚、歴史学会では「豊富な文物揃えの地中博物館」とされている。出土された文物の中で最も抜群なのは精緻に鋳造された銅製の馬車、傘、旗など99点である。そのうち芸術品として一番価値の高いのは銅奔馬である。銅奔馬は出土して以来、中国の優秀な考古文化の代表として、たびたび世界中で展示され、センセーショナルを巻き起こし、その都度絶賛された。1971年9月、郭沫若氏はカンボジアの民族団結政府の賓努首相を甘粛省の博物館に案内したとき、銅奔馬を見て、「馬踏飛燕」と呼んだ。

   武威砂漠公園(AAAA)

  武威砂漠公園は砂漠景観、草原風情、特色ある園林を一つに融合した有名な観光地であり、甘粛省武威市の東側から19キロメートル離れたトングリ砂漠の缘に位置している。

   武威砂漠公園は1986年に造園が始まり、1994年に世界各地から350種類余りの砂地に育つ植物を移入して完成した、科学性と趣味性を兼ねた砂生植物園である。砂漠公園は敷地面積800万平方メートル、中には20種類余り、500万本余りの砂生植物が植えられて、緑化率は80パーセント以上に達している。

  公園には敷地面積約4000平方メートルの水泳プールがあるほか、馬場、競馬場、砂風呂、及び「大漠亭」、「陶心閣」、「鴛鴦亭」、「桃花亭」などの娯楽施設がある。中には起伏のある砂丘が広がり、多くの草花が茂り、梭梭という灌木、樺の木、赤柳、砂米(Agriophyllum squarrosum (Linn.) Moq.)、蓬棵などの砂生植物が植えられている。大砂漠風景とオアシス景観とを合わせた中国第一の楽園だと思われている。公園は蘭州大学地理学部の専門家に依頼して設計し直し、それを砂漠管理成果の展示、スポーツセンターと娯楽を一体化した砂漠公園に建設しつつある。

  武威神州荒漠野生动物园(AAAA

  武威の神州砂漠野生動物園は1994年に元国家林業部の批准で、甘粛省の滅亡危惧動物の研究センターとして設けられた。それは「武威星火産業帯」の砂産業模範区にあり、敷地面積1万平方キロメートル、武威市から20キロメートル離れている。

  現在では、野生動物園では珍しい動物が飼育されている。その中にはサイガ、モンゴル野生馬、キンシコウ、野生ラクダ、ターキン、クチジロジカ、ニホンジカ、ヒグマ、クロクマなど16種類の国家一級、二級保護動物が棲息し、敷地面積2100平方メートルの「百鳥苑」、「ダチョウ館」、「羊館」、「雄鶏館」、「ペット館」などの動物館が建てられている。クジャク、大白鳥、オグロヅル、オシドリ、ダチョウ、キンケイ、バーラル、アラブヒヒ、アライグマなど41種類の動物が鑑賞できて、800点あまりの動植物の標本が展示されている。 

  それと同時に、野生動物園には釣り場、屋外プール、砂漠カーレース場、ビアガーデン、神州リゾートバ場などの娯楽場があり、ローラースケート場、回転ブランコなど8種の娯楽施設を設えている。また敷地面積3500アールの人造湖が作られ、10隻のボートを備え、30000平方メートルの芝生が植えられ、3.2万本あまりの様々な樹木が植えられ、6500平方メートルの花壇と花畑がある。現在では、かつての荒地の代わりに、緑に覆われ、鳥がさえずり、花の香りが芳しいところになっている。

  凉州白塔寺(AAA)

  白塔寺は武威市街から南へ約20メートルの白塔村の劉家台荘にあり、チベット仏教の重要な寺院であり、元代に中国の統一を目撃した建築でもある。白塔寺の構造とそこから出土した文物は、チベット仏教の寺院の構造や伝来の由来を研究する上で、高い価値を有している。

  白塔寺の遺跡は寺院、塔院、塔林などの建築物から構成されている。寺院は塀に囲まれて、敷地面積は1939アールで、東から西までの距離は420メートル、南から北までの距離は430(一説によれば440)メートル、壁の底辺の幅は31メートルである。境内には六カ所の建築物などの土台が発見され、壁の基礎の部分がレンガ造りあるいは石造りであることがわかった。塔院内にはレンガ造りの壁の基礎とレンガが敷かれた床がある。四つの門と八つの烽火台が設置され、大規模で、煌びやかな白塔寺は、元の時代の涼州の最も大きなチベット仏教の寺院であり、「涼州の仏教城」として知られていた。塔院の中にある薩班霊骨塔は主体となる建築で、元代に創建され、明と清の時代に建て直された。現存する土台は中が土で、表面はレンガで囲まれている。土台の長さは2675メートル、高さは51メートルである。

  天祝三峡森林公园(AAA)

  天祝の「三峡」は甘粛省の天祝チベット自治区の西南部、祁連山脈の奥地にあり、森林被覆率は58パーセンに達する。三峡も甘粛省で面積が最も大きな国家級森林公園であって、祁連山国家級自然保護区と黄河上流水源の涵養区に属している。民族の風俗習慣がユニークで、宗教の雰囲気に溢れれいる。

  天祝三峡森林公園は石門溝観光地、金砂峡観光地、赤岔峡観光地、先明峡観光地、本康丹霞地形観光地、馬歯雪山天池観光地と天堂寺蔵伝仏教文化観光地からなっている。

  園内は風光明媚な自然景色、独特な人文景観、深遠なチベット仏教文化が恵まれている。例えば、高くて険しい山脈もあれば、曲がりくねった小川もある。玉のような純白な雪山が高く聳えて、氷河が流れるが、一年中暖かく不思議な治療効果が効く療養温泉がある。緑に覆われた起伏のある草原が広がり、峡谷は羊腸の小径ように流れ、四季を通じて潅木が青く茂り、色とりどりの珍しい花の香りが漂っている。チベット仏教の名刹天堂寺があり、大通河の水を秦王川盆地に運ぶ壮大な運河もある。天祝三峡森林公園は観光客を魅了する避暑地である。

  古浪马路滩生态旅游区(AAA)

  古浪道路砂浜生態旅行区は武威市古浪県トングリ砂漠の南の縁に位置し、河西の荒涼たる砂漠地域のエコロジー経済圏のモデル地区である。銭学森の砂産業理論の実験場であると同時にイスラエルのトリクル灌漑施設、アメリカの葡萄、日本の理想的な大根などの異国のハイテクと名産品が異郷に定住する楽園でもある。

  ゴビに入ると、砂洲の城、西域の風俗、古道のラクダの鈴の音、大砂漠の夕日、砂の海の奇観、照子神樹、砂漠の珍獣、千字の百楡、娯楽用の農家、砂漠植物園などの十大旅行観光地がある。雲が渦巻き長く伸びる姿が目に入り、豊かな情趣に溢れている。ビーチバレー、モトクロスラリー、キャンプやピクニック、砂漠のラクダ船、アーチリーと狩猟、砂風呂や砂の彫刻、民族舞踊、キャンプファイアー、砂泳ぎ、ハイキング探検などの数十種の旅行プロジェクトがある。地元の風俗習慣を体験したり、無公害の食品を味わいたいと思っているなら、四合院、パオ、レジャー別荘、農家楽園は休暇中のあなたにとって最高な所となる。

  黄羊河休闲农业旅游区(AAA)

  黄羊河農業旅行区は武威市の涼州区の新河街にある。ここには魅力的な西部のゴビ砂漠、田園風景、漢、明の時期の古い長城の遺跡、シルクロードに残されたキャラバンの足跡、砂漠風光、幅広い葡萄園からなる18キロメートルもある葡萄回廊及び悠久なワイン文化の雰囲気が備わっている。ここでは雄壮で、美しいゴビ砂漠の風景を堪能することができるばかりでなく、西部の農場で土と風習に親しみ、砂漠のオアシスの美しさを感じ、古代文明の跡や古代人の夢を探し、現代農業の巧みを味わい、辺境を守った兵士たちの気迫と風流さを感じ、ワイン文化に浸る機会もできる。 

 

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