蘭州
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蘭州市

  甘粛省の省都蘭州は史上金城とも称され、三つの県と五つの区を所轄し、中国で五番目に設立された国家級新区で、蘭州ニューハイテク産業開発区、蘭州経済区の二つの国家級開発区、四つの省レベル産業地区を有している。

  中国西部の著名な文化旅行都市である蘭州は2200年余の歴史を有している。古代の馬家文化、半山文化、馬場文化、斉家文化などの先史遺跡が蘭州には広く分布している。シルクロード文化、黄河文化、民衆の風俗文化、各民族の独特な文化が融合し光り輝き、地域の特徴が鮮明で、色とりどりの文化を成し、数多くの自然景勝と人文的歴史遺跡を残している。黄河両岸の百里の景観は中国最大の規模を誇る河畔公園であり、国内外の観光客を引き付けている。市内には五泉山、白塔山、中山鉄橋、水車博覧園、黄河の母の彫刻などの都市景観がある。天斧砂宮という丹霞地形の自然景観、馬門渓龍化石遺跡というアジア最大の恐竜の「里」がある一方、黄河文化の粋の一つとされる馬家彩陶芸術、「龍地の十三陵」とも称される明代の粛王墓群、国家級重要文物保護対象の魯土司役所旧跡もある。隴右第一の名山と言われる国家級自然保護区興隆山のほかに、国家級森林公園土魯溝もある。また、発掘文物として、世間にも稀な陶製の太鼓、漢代の紙、文淵閣『四庫全書』があるほか、白塔寺、泰和鐘、銅の仏殿などの文物遺跡が600カ所余もあり、文物1万8千2百点を所蔵している。

  近年、文化都市蘭州プロジェクトが進められ、特に念入りに創作された文芸作品を完成させている。『シルクロード花吹雪』は20世紀における中国舞踊の代表作であり、中国舞踊劇史上の画期的作品と褒め称えられ、『夢の敦煌』も国家十大舞台芸術のひとつに数えられ、国内外にその名を馳せている。蘭州太平太鼓は広い範囲で継承され、気勢がみなぎっているおり、「天下一の太鼓」と賞賛されているる。雑誌『読者』は1000万冊の発行部数でアジア一位、世界四位の地位を占めている。「中国北西部の観光は蘭州から始めよう」。日進月歩している蘭州は全世界からの賓客を歓迎している。

  黄河風情ライン

  蘭州を流れる黄河は、天に舞う飛天の羽衣のように、西から東へと蛇行しながら流れている。その両岸には風光明媚な景観と名所旧跡が点在し、山水・人文が融合した所謂“百里黄河風情ライン"という観光コースを成している。蘭州はまさにその錦の帯にはめ込まれた、一連の真珠そのものである。

  蘭州のバンドと称されるこの黄河両岸景色ラインには、古風な姿で聳える水車、怒涛をものともしない天下黄河第一橋、咲き誇る草花やしなやかに揺れる柳、ネオンサインに映えるビル、黄河の母をはじめとする長い歴史文化を語る数多くの都市彫刻群があり、さらに、黄河文化、シルクロード文化、民俗文化を集積し、黄河両岸景色ラインを多層の文化を融合させ、独特の景観に築き上げている。

  春・夏・秋、それぞれの季節にはそれぞれの花が咲き、四季を通じて草木は青々と茂り、水面には町の光景が映り、畔に木々が影を落す。夕闇迫る頃、黄河両岸景色ラインは、噴水が踊り、家々の明かりが星のように輝き、蘭州をいっそう魅力的に見せてくれている。

  中山橋

  中山橋は黄河にまたがる蘭州の鉄橋で、天下黄河第一橋の美称がある。

  1907年、清朝政府は蘭州道彭英甲の建言を受け入れ、甘粛総督昇允に国庫からの白銀30数万両を投入させて、この橋をかけさせた。ドイツの会社が下請けし、アメリカ人とドイツ人の技師の指導で作られたこの橋は長さが233.4メートル、幅が7.5メートル、その後1942年に中山橋と改称されたのである。
  まるで一篇の叙事詩のごとく、蘭州の歴史変遷を目撃している中山橋は一世紀の歳月を経て、すでに蘭州の人々にとって決して忘れることのできない記憶になっているのである。

  甘粛省博物館

  甘粛省博物館は省級の総合博物館で、1956年に落成された。1939年に中英賠償金理事会によって設立された甘粛科学技術教育館を前身としている。

  シルクロードは三千里の古道、黄河文明は八千年の歴史。このような環境に恵まれた甘粛省博物館は、現在歴史文物、近現代文物、古生物化石・標本など約35万点を収蔵している。落成されて以来、考古発掘、募集及び寄付などを通して得られた収蔵品は8万2千余点もあり、中でも特に価値のあるものは3000点にのぼり、また国宝16点(セット)、一級文物720余点(セット)を保有している。特に銅奔馬は世界でもまれな芸術の珍品で、中国観光のシンボルにもなっている。

  兰州五泉山公园 (AAAA)

  五泉山は蘭州市街の南側に横たわる皋蘭山の北麓にあり、海抜1600メートル、2000年余の歴史が綴られてきた名山で、観光スポットである。五泉山公園は五つの泉と仏教建築が主な見所である。公園には山や谷があって起伏に富み、樹木が青々と茂り、秀麗な環境に囲まれ、山を背にして建てられた寺院は、回廊・高殿で連なり、一見雑然としているようではあるが、なかなか趣があるところである。

  五泉山は甘露・掬月・摸子・恵・蒙の五つの泉があるため、その名を得ている。伝説によると、漢の武帝の元狩三年(紀元前20年)に大将の霍去病が西域へ遠征するとき、軍隊をここにとどめ、疲れ果てた兵士の喉の渇きを癒そうと、鞭を五回続けて地に打つと、おいしい水が湧き出て、五つの泉になったと言われている。

  阿弥陀仏の銅像と泰和の鉄鐘は公園を鎮護する宝物として、国家級の文物となっている。

  兰州水车博览园(AAAA)

  蘭州水車博覧園は2005年に作られ、半世紀前の黄河両岸に水車が林立した壮観な有様を再現している。博覧園は濱河東路、黄河の南岸に位置し、水車園、水車広場、市民文化広場の3カ所

からなり、水車文化を展示するテーマパークである。

  ここの水車の歴史は古く、その始まりは明の時代で、今まで400年もの歳月が流れており、古い時代の黄河沿岸に使われていたもっとも古い灌漑用器具だった。蘭州水車はまた「天車」、「翻車」(もどる車)、「灌車」、「老虎車」(虎がほえるような音を立てる車)とも称されている。1523年、段続という蘭州人が雲南で道御史を勤めていたとき、南方で水を引いて畑を灌漑する木造の竜骨車を見て、その構造と原理を観察し、見取り図をかきあげ、それを蘭州に持ち帰った。蘭州に戻った段続は、1556年に「翻車」を創り、黄河の水を畑に引き入れたといわれる。

  蘭州水車博覧園は世界においても水車の種類と数が最も多いテーマパークで、中でも蘭州水車は独特な構造と卓越した技術、さらに豪放雄渾なスタイルをもって、中国水車の代表とされている。

  楡中県興隆山自然保護区

  興隆山は蘭州市楡中県県都の西南5キロメートルのところにあり、蘭州市から60キロメートル離れていて、海抜は2400メートル。古くから「常に白雲ありて広々と果てしなし」と言う句から「棲雲山」と名づけられ、「隴上名勝」の称もあり、「隴右一の名山」と賞賛されてきた。興隆山は西周のときに既に道士が窟を掘り、修行する地になっていた。

  唐宋の時代には、興隆山には神殿がはなはだ多く、参拝に訪れる信者も多く、「洞天福地」(名勝や神の住むところ)と称されていた。清代以降、廟宇楼閣は、或いは山を背に、或いは断崖に望み、或いは密林の奥に隠れ、彩色を施した梁や棟、隅々が反り上った廂、美しい朱塗りの柱など、実に壮観だったが、後にほとんどが取り壊され、今では清の時代に建てられた興隆峡を軽やかに跨ぐ雲竜橋だけしか残っていない。清の康煕年間、復興の意を込めて、山を興隆山と改名した。20世紀50年代では東屋や楼閣や廟は70カ所以上、観光スポットは24カ所にのぼり、仏教・道教の景勝区になっている。

  興隆山は、寒くもなく、暑くもなく、湿潤で、森林・生物資源に富み、春は花、夏は遠足、秋は紅葉、冬は雪という四季それぞれの景観で知られている。興隆山は山勢が高く、谷が秀麗で泉が清く、廟寺の旧跡が多く、「甘粛の名山、蘭郡の勝地」と称されている。

  永登県吐魯溝森林公園

  吐魯溝国家森林公園は甘粛永登県連城の奥地にあり、祁連山脈の東麓に属し、海抜1998メートルから3165メートル、秀麗な山水が見所で、「神話のような緑の谷」と称えられている。

  「吐魯」というのは古代モンゴル語で、「大きい、すばらしい」あるいは「美しい果樹園」を意味する。吐魯溝はかつて複数の民族が雑居するところであった。山地気候の影響をうけて、降雨に恵まれて、吐魯溝は山岳重畳、林木が青々と茂り、5800ヘクタールの森林に1300種以上の植物が自生している。

  ここは黄土高原から青蔵高原へと移行する地であり、かつ交差する地でもあるため、独特な地質地形が形成され、変化に富む大河が育まれ、神秘的で美しい山水を生み出している。

  公園は前吐魯溝森林景勝区、小吐魯溝森林景勝区、三叉観光村、そして吐魯溝草原レジャー区などから構成されている。川は山麓を勢いよく流れ、谷合には花が咲き乱れ、山は低木や草に覆われ、渓流が谷を延々と数十キロにわたって流れている。吐魯溝は観光・レクリエーション、グルメ・冒険・キャンプ・スケッチ、そして科学の普及にとって理想的な所で、「崋山の険しさ・峨眉山の秀麗・青城山の幽寂・九寨溝の珍しさ」を備えているとされている。

  蘭山景勝区

  蘭山景勝区は蘭州市街区の真南の皋蘭山にあり、竜尾山の背に沿い、東は竜須老狼溝を起点とし、西へは竜尾山ビワ嶺に至る。蘭山は蘭州の人々が汗を流し、莫大な財力をかけて培った最初の人工森林公園である。

  公園は山を背に広がり、山の尾根には自動車道路が走っている。五泉山東側のビワ嶺から三台閣への地勢は少しずつ高くなり、5200ムーの土地を占めている。山には朱塗りの柱と青い瓦で飾られた楼閣が点在し、人々が涼をとり、風景を眺め楽しむには実にいいところである。園内の三台閣は蘭州市の南の障壁である蘭山の頂に立つ雄壮なもので、三階建てで、上に東屋が建てられ、そこに立てば、黄河が市内を流れている蘭州の町並みを一望できる。公園内は曲がりくねった小道が行き、バンパーカー、八卦陣、迷宮、彩宮、鬼洞など娯楽設備が多数あり、人気を得ている。また、公園の近くには、四千年前の人々の暮らしの跡や清代の軍事防衛台座、中国人民解放軍が蘭州を解放させた営盤嶺戦場などの文物古跡がある。

  蘭州植物園

  蘭州植物園は蘭州市安寧区施家湾苗圃1号に位置し、550余ムーの面積がある。園内には樹木が生い茂っている。イチョウをはじめ100種類以上の木があり、中には真綿の木など、非常に貴重なものも10種類ほどある。植物研究所は7000平方メートルの温室に100種類以上の草花を育てている。そのうち、室内観賞用花卉が50種類あまり、新種が70種類以上あり、蘭州市の主要な花卉研究栽培基地となっている。また、植物園では、植物標本館、写真館、科学者彫像群などの建設を計画している。いわば、蘭州植物園はハイテクを駆使しての稀少植物育成・観賞・レジャー・娯楽をそろえた公園で、一般公開されている。

 

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