臨夏回族自治州
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臨夏回族自治州

  臨夏は甘粛省南西部に位置し、歴史上のシルクロードの南道にある重要なところであり、枹罕、河州と呼ばれ、かつては「茶馬互市」、西部の「水の無い埠頭」、「河湟雄鎮」とも言われ、また「中国の小メッカ」、「花児の郷」、「彩陶の郷」、「ぼたんの郷」などの美しい名で呼ばれている。ここは面積が全部で8169平方キロメートル、人口が215.02万人、市一つ、県五つと民族県二つを管轄している。

  臨夏州は青蔵高原と黄土高原との過渡地帯に位置し、区内には山間が多く、平地が少なく、地勢は南西が高く、東北が低く、南西から東北へ少しずつ低くなり、傾いた盆地のようである。平均海抜は2000メートルである。臨夏州は大半が温帯性半乾燥気候であり、南西部の山間部では海抜が高くて寒く、湿気が多く、東北部は乾燥気候で、谷や川があり気候は穏やかである。冬はそれほど寒くなく、夏はあまり暑なく、四季がはっきり分かれている。

  ここには漢族、回族、東郷族、保安族、サラ族など18の民族が住んでいる。主として、回族が人口の50%以上を占め、国内で回族の人々が最も集中した地区の一つとなっており、イスラムの風景や風俗文化が色濃く漂い、中国と中東の芸術が融合したモスク建築もあり、歴史が長く、特色あるイスラムの飲食文化もある。回族のレンガ彫刻、漢族の木刻、チベットの彩色絵画やひょうたん彫刻などの文化遺産もあり、紫斑牡丹の「花児」という芸術は独自の分野を形成している。臨夏市は回蔵風情ラインにある旅行の目的地であり、他文化旅行へのターミナル地点でもある。市内には民族風情豊かな人文景観や歴史遺跡があり、市の中央にある人民公園は江南の園林建築スタイルと臨夏の古典的建築スタイルが一体となったものである。東南西北へ広がっている観光スポットを挙げると、東郊公園、南龍山森林公園、万寿山公園、枹罕山荘などである。ほかに、東公館、胡蝶楼、南関清真寺、大拱北、万寿観などの名勝古跡やレンガ彫刻、木刻芸術もある。周辺には炳霊寺、劉家峡ダム、松鳴岩などの観光スポットがある。

  永靖黄河三峡風景名勝区(AAAA)

  黄河三峡は永靖域内にある炳霊峡、劉家峡、塩鍋峡から名を得たもので、永靖県内を107キロメートル流れる黄河には、大自然が生んだ三つの美しい峡谷が存在している。

  黄河は積石峡を勢いよく流れ出たあと、すぐ炳霊峡に入る。ここには最も注目すべき石窟炳霊寺がある。石窟は上寺と下寺に分かれ、下寺は五胡十六国時代の西秦によって創建され、今まで1600年余が経っている。境内には216基の厨子、815体の仏像、約1000平方メートルの壁画が現存している。上寺は上寺から2.5キロメートル離れているところに位置し、隋に建てられ、唐以降、歴代修復が繰り返された。

  黄河三峡はこの上もない美しい景色を有するだけでなく、豊富な文化遺産をも数多く持っている。長い歴史と独特な地理的環境とによって、黄河三峡の深厚で広大な文化を作り上げた。両岸には仰韶文化、斉家文化、馬家窑文化の遺跡が至る所に分布している。長城、のろし台、古代の渡し場と黄河の波とがそれぞれを引き立てあっている。生きている化石と賞賛される儺舞(神を迎え、疫病や鬼を追い払う舞い)、西部高原ならではの民歌「花児」、盛んな民間曲芸などはまるで咲き乱れる芸術の花のようである。中原農業文化、高原牧畜文化、西域仏教文化がここで合流・融合し、また相互に影響しあいながら多彩で様々な文化と特色的な地方民族風情を作り出している。

  美しい黄河三峡はその独特な風韻と豊富な文化的蓄積と恵まれた自然山水とにより、国内外の旅行者があこがれる聖地となっている。

  和政古動物化石博物館(AAAA)

  和政古動物化石博物館は国家二級博物館であり、2003年に成立し、和政県城関鎮に位置する。

  第一期館と第二期館との二部分に分けられる同博物館は、敷地面積65ムー、建築面積8000平方メートル。館内に三綱八目150の種類に分けられる古動物化石30000点以上が収蔵されている。そのうち、一級品は50点余、二級品は180点余、三級品は350点余もある。

  和政古動物化石博物館に「和政四大古動物群化石展」、「和政四大古動物群生体再現展」の基本陳列があり、異なる時期の四大動物群の代表的な逸品の化石が展示されている。そのうち、和政四大古動物群化石展は第十回全国博物館十大陳列賞を受賞している。開館以来百万人以上の観光客がここに訪れている。同博物館も相次いで全国青少年科学普及教育基地、甘粛省愛国主義教育基地、甘粛省緑化単位環境建設教育模範基地、中国科学院古脊椎動物と古人類研究所和政基地に認定されている。

  和政松鳴岩景勝区(AAAA)


 

  松鳴岩景勝区は和政県吊郷小峡の中にあり、風が立つと松が怒涛ごとく鳴り、峡谷に響き渡り、まるで馬が疾走するようなのでそう名付けられた。

  景勝区は南無台、西方頂、玉皇峰、鶏冠山の四つの峰からなる。峰々が対峙していて、筆掛けに似ていることから「筆架山」とも呼ばれる。豊富な植物資源はここの四季の移り変わりを鮮明にさせ、景観をも多彩なものにしている。春雨の降った後、桜草が寒風の中から芽を出し花を咲かせる。五月中旬、積雪のまだ溶けきらないうちに、つつじの花は蕾が膨らみ開花しようとしている。夏になると色とりどりの花々は一斉に咲き競う。九月の上旬に入ると、カバノキ、楓がみごとに紅葉し、落葉で地面が黄金色に染まり、すっかり秋の景色になってしまう。

  1465年から1487年にかけて、前後してここに玉皇閣、菩薩殿、聖母宮、独岡寺などの廟が建てられた。断崖絶壁にはめ込まれる廟は木々と互いに引き立てあいながら、険要で壮大な景観を呈している。青々した峰が空に向かってそそり立ち、千年の古松が天空を突き刺している。四季に雲が湧き、一年中せせらぎが流れている。鳥がさえずり、花がかぐわしい。

  康楽蓮華山(AAAA)

  蓮華山は康楽県の県都の南50キロメートル離れたところに位置する。蓮華山は岷山の支脈で、海抜は3750メートルである。最高峰が咲き始めたハスの花そっくりなため、蓮華山と名付けられた。山には峰が険しく、松ノ木、カシワ、ハコヤナギ、カバが混じって生えている。また人文景観も多く、実に避暑旅行にとっての景勝地である。

  蓮華山は古くから西崆峒と呼ばれ、早くも明の時代からすでに仏教、道教の名山とされたが、清の順治年間以降、仏教徒が山に寺院を多く建てて、仏教を広めようとするようになった。ここは湿潤で寒冷な山地型気候もあれば、温暖な草原型気候もあり、複雑な動植物群落を形成している。山の上に中天門、南天門、玉皇閣などの楼台が建てられ、山道にも大部分は階段がかけられ、断崖の桟道には鉄の鎖がかかっている。

蓮華山は風光明媚だけでなく、西北ならではの「花児」という民歌の故郷とでもある。毎年旧暦の六月一日から六日にかけて蓮華山では「花児会」というコンテストが行われる。選手は四方から集まり、人の流れはまるで満ち潮のようである。すると「花児」の歌声が峡谷の隅々まで響き渡る。

  臨夏市枹罕山荘(AAA)

  枹罕山荘は臨夏枹罕郷青寺村にあり、敷地面積750ムーで、さまざまな種類の樹木が6万株ある。経済林420ムーで年間に果物50トン以上を産出する。1999年より観光客に開放されている。

  園内は山水の景観が優れていて、緑の木々が木陰を作り、月牙泉からの水が勢いよく流れ落ち、優雅な佇まいをなしている。仙桃園はお年寄りに恰好のところで、ブドウ園は一家が団欒するにいいところであり、バラ園は恋人同士がデートするにぴったりの場所である。ドーム状の亭は遊びに来るムスリムたちに礼拝の便宜を計っている。建築面積800平方メートル、応接室6カ所のほか、子供向の付属施設もたくさんある。さらにここで臨夏当地の軽食も揃えられていて、観光客に満足してもらえる。
 

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